第1班(B班)

藻岩山きのこ観察会
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活動報告の詳細
第1班(B班)
2023.09.24
1班はB班が担当し、これまで同様に子供のいる家族を受け持ちました。会員・家族会員・一般参加者あわせて17人(うち子供7人)です。出発に先立ち全員で記念撮影をし、自己紹介と注意事項の確認を行ないました。いざ出発!歩き出すと子供たちは楽しそうにどんどん先に出ていきます。それをを抑え「道端の草のなかをゆっくり見てごらん、きっとキノコがあるよ」というと早速、モリノカレバタケらしき小さなきのこがありました。
ここからは子供たちは夢中で草むらに突入。あっちからもこっちからも見て下さい、食べられますかの声。大人たちも、Sさんの丁寧な解説に聞きいります。我々に同行してくれたK先生はシロタマゴテングタケの幼菌を写真に収め、満足そう。テングタケやタマゴタケ、ヤマドリタケモドキ、キツネノチャブクロと本当に次々と現れ、全員が何がしか見つけるので、全く前に進みません。当初は、噴水広場まで行くつもりが、わずか150m進んで1時間経過、予定変更し戻る方向のルートにしました。ここでついに、シメジ系の立派な菌を多数発見。「イッポンシメジ?いや裏がピンクでないよ!まさかホンシメジ?何だろう」とSさんもK先生もお悩みの状況。とりあえず鑑定会で見てもらおうと持ち帰りました。この後もキンチャヤマイグチやアカヤマドリなどがありました。子供たちも、最後まで飽きることなくキノコを見つけることに夢中でした。こうして他班に少し遅れて森の家に帰着。
早速、美味しいキノコ汁に空腹をいやしました。最後に鑑定会では、前述のイッポンシメジにもにているし、ホンシメジにも似ていると悩んだ菌は、なんと北海道では初めての発見という「ウラベニホテイシメジ」と判明、嬉しい結果となりました。本当に楽しめた一日になりました。
参加者 会員5人、家族会員6人、一般6人(大人3人、子供3人)。計17人(子供7人)。(文:山川)(1写真:清水目)

道端の草むらにはいろいろなキノコが見えるよ
これは食べられるのかな?
大きいのが採れました。
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