コロナ禍と羆の出没でなかなか開催できなかった家族きのこ観察会ですが、今年度は平時の形態で開催されることがまずはうれしく、快晴のもとうきうきと出発しました。森の中に入るとすぐにタマゴタケがたくさん見つかり、会員のみなさんから歓声があがりました。その後も、色鮮やかなハナホウキタケの見事な群生に目を見張り、オニイグチを手に取って子細に観察し、ススケヤマドリタケの香りを楽しんでと、充実の1時間半を過ごすことができました。当会の未来を担う小さな会員のみなさんも、大人とは違った低い目線で次々ときのこを見つけ、たくましく坂を駆け上がって採取してと、大活躍でした。
振る舞われたきのこ汁をいただきながら、定例の観察会ではご一緒することのない他班の会員さんと情報交換できるのもこのイベントの素敵なところ。来年度も無事開催されますよう。参加者23人。(A班副班長 藤田真吾)