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藻岩山きのこ観察会
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2020.12.17
夏の始め登山道脇の倒木の陰に数本の花穂を立てているモイワランの花姿が登山者の目を惹きつけている。このランは腐植層がよく発達した原生林の日陰を好んで根を下ろし、葉を着けず、同化作用を営まずに、腐植層の菌根菌から養分をもらって、恰もきのこのような生活を送る変わり者(腐生植物)と見られている。ちなみにモイワ(藻岩)の名が着きランの一種としてその存在が認められたのは僅か15年前の1999年であった。新参者ではあるが自然豊かな藻岩の森を象徴する貴重なランの一種である。

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