10月24日(日) ミニ家族きのこ観察会
2021.10.29
9月26日実施予定の恒例の家族きのこ観察会がコロナ緊急事態宣言にてやむなく中止となったので、10月の好天に恵まれた今日、紅葉がきれいな円山公園で7家族を対象にきのこ観察会を行いました。新型コロナウィルス対策に留意しながらの縮小での開催です。札幌やその周辺(当別町、千歳市)から集められたキノコ約70種が、公園管理事務所近くの常設のテーブルに並べ始めると、参加家族や公園散策の人たちが興味深く見ては、様々な質問をしていました。
中田理事長から開会の挨拶があり、講師の星野先生、小林先生の紹介とコロナ対策への注意喚起がなされました。星野先生からは、大きな声で時々ジョークを交え、菌類学者らしく形態やキノコの働きなどの説明があり、補足として中田理事長からは、子供たちにも分かるように、キノコの特徴など丁寧な説明がありました。ツバの付き方、色の違い、変色の違いさらには匂いをかいだり、手で触って感じたり・・・・・。子供たちも大いに納得して、うなずいていました。
アセタケ科の権威、小林先生からは、ムラサキシメジに近い不明種の詳しい説明がありました。種類の多さと熱心な質問もあり、最後のほうは飛ばしながらになってしまいました。
参加者:30名講師:星野保(農学博士)、小林孝人(理学博士)、中田洋子(きのこアドバイザー)。きのこ採集持参者:松原健一、清水目賢治。記録者:荻原裕。(記:松原健一)