9月4日(土)特別きのこ観察会(マツタケ)
2021.09.04
北海道内は新型コロナウィルス感染防止対策として「緊急事態宣言」が発令されており、予定されていた特別観察会「マツタケ狩り」も中止になりました。しかし中止になった事を知らずに来る方もいるという懸念から、中田理事長の指示で末永リーダー(E班)、菊地さん、木村(D班)の3名が待ち合わせ場所、富良野ハイランド駐車場で待機する事になりました。当日は旭川に単身赴任中の佐々木さん(E班)、末永リーダーの友人Sさんも合流。待ち合わせ時間9時まで待機、その後、美瑛町に向かいました。
所がいつも入る場所にはSキノコの会のメンバー約20名がすでに一仕事終えてキノコの同定作業中でした。聞くとグループでマツタケ1本確保したとの事でした。これだけの人数が入った後では難しいかなと思いながらも一縷の望みを抱きながら山中に分け入りました。
末永リーダーから少し盛り上がった所があったら優しくなでてマツタケを探す。と言った注意を受けて各々マツタケを求めて歩きましたが、7~8月の高温少雨の為キノコの発生自体が少なく、諦めかけた頃、「マツタケ発見」の連絡があり、駆け付けた所、白樺の木と石に挟まれ窮屈そうにマツタケが頭を覗かせていました。発見したのは生まれて初めてマツタケ狩りに参加したと言う末永リーダーの友人 Sさんでした。まさにビギナーズラックでした。末永リーダーが慎重に掘り進めると地下10cm位まで太い茎が伸びた立派なマツタケが出てきました。
同定:マツタケ、ヌメリササタケ、サクラシメジ、キンチャヤマイグチ、ヌメリイグチ、クサイロハツなど。
付近には「クマ出没注意」の看板もあり、糞もありました。早朝、夕方や一人での入山は危険です。またクマよけの鈴を持参、ゴミの持ち帰りもクマを寄せ付けない秘訣です。
(文責:D班木村敏明)