9月27日(日)イベント家族きのこ観察会
2020.09.27
9月に入っても真夏のような暑い日があるかと思えば、急に冷え込むなど不安定な天候が続く中、当日は気温19度の薄曇り、紅葉が始まる旭山記念公園はきのこ散策にちょうどよいお天気となりました。新型コロナ対策できのこ汁の提供は中止とし、十分対策に留意しながら縮小での開催運営。尚、中田理事長は声がかすれるので青森から星野保先生をお迎えしました。久しぶりの屋外活動の方もいるようで、お子さんも含めていつもよりワクワクしている様子の中、中田理事長からの開会挨拶が始まり、講師の星野先生と小林先生のご紹介とコロナ対策への注意喚起と参加されたことへの感謝、全体の流れについて説明の後、3班に分かれてきのこ探索へ向かった。
・1班はA班とC班、噴水周辺〜学びの森周辺で実施。
・2班はB班、公園の中央エリア周辺で実施。
・3班はD班とE班、都市環境林エリアで実施。
色づくノブドウや落ち葉に秋を感じる散策路では、初参加者の方々もきのこを見つけようと懸命に目をこらし、あちこちで見つけた!の声とともに紅葉すると甘く香る桂の木に自然の奥深さなど、秋の楽しみを十分満喫したことでしょう。
各班が林内から戻ってのきのこ鑑定会では、小林先生は毒のアセタケ科きのこを説明。星野先生は菌類専門家の観点から約68種類もの分かり易い説明があり、補足として中田理事長がきのこの特徴など解説。それはまるで掛け合い漫才のようで聞き入る参加者共々大いに盛り上がりました。こういう時節柄でしたが、さらに助け合い協力し合うことで、無事に楽しく終えられることができました。事務局員、班長や副班長など参加協力下さいました皆さん、お疲れ様でした。
参加者:お客様15名、A班17名、B班5名、C班9名、D班6名、E班1名、合計53名。
講師:星野保(農学博士)、小林孝人(理学博士)、中田洋子(きのこアドバイザー)。
イベント用きのこ採集持参者:松原健一、木村敏明、清水目賢治、張替宣男。きのこ名記録者:荻原裕。ハナイグチ,キンチャヤマイグチ,ヤマイグチ,ハンノキイグチ,オニイグチ,アメリカウラベニイロガワリ,キヌメリイグチ,シロヌメリイグチ,アミハナイグチ,クリイロイグチ,イロガワリ,アカヤマドリ,ヤマドリタケ,チチアワタケ、ヒダハタケ、オウギタケ、ニオイカワキタケ,ハタシメジ,ニガクリタケ,キツネタケ,ナラタケ,ビロードツエタケ,マツタケモドキ,サマツモドキ,オシロイシメジ,アオイヌシメジ,サクラタケ,ホシアンズタケ, ムジナタケ,イッポンシメジ,クサウラベニタケ,センボンアシナガタケ,タマゴタケ,ガンタケコタマゴテングタケ,タマゴテングタケモドキ,ミヤマタマゴタケ,ドクツルタケ,ヘビキノコモドキ,ハラタケ,ハラタケモドキ,ナガグロモリノカサ,カラカサタケ,カラカサタケモドキ, サクラシメジモドキ,アカヤマタケ,ウスフジフウセンタケ,キオビフウセンタケ,オオキヌハダトマヤタケ,キショウゲンジ,ヌメリササタケ,アイバシロハツ,フタイロベニタケ,クサイロハツ,カラマツチチタケ,ニオイコベニタケ,カラハツタケ、ヤケイロタケ,マスタケ,サカズキカワラタケ,ツガノマンネンタケ,ハナホウキタケ、キホウキタケ、ウスタケ,ハナビラタケ,ノウタケ,ホコリタケ,サンコタケなど約68種。(C班、佐々木成緒子記)。