6月1日(日)藻岩山の日3日目
2014.06.01
例年より1日長い藻岩山イベント3日目。「なんでもきのこ鑑定団」コーナーには、新しくヒトヨタケやタモギタケを展示したが連日の真夏を思わせる暑さのため感想してしまい、原型が分かるものはタモギタケ、ヌメリスギタケモキ、フチドリツエタケなどで、雨の少ない気候のためか新しいきのこ展示も出来ない状態。この様な中で役立ったのは今年当会が発行したきのこ図鑑「藻岩山の森林と関わるきのこち」で、これを活用して丁寧に説明したところ評判がよく、大勢の方たちがきのこに関心を持たれ、早速当会に入会された方もいました。また、「野生の花観察会」は午前が尾方さんで午後は三保さんと中野さんが講師として実施いたし、クルマバソウ、マムシグサ、エンレイソウ等の自然観察歩道に咲く花について分かり易く説明し、参加者は十分楽しんでいました。午後の部に参加した男子小学生は虫が嫌いというこで、スタート直後は虫を見るなり恐がり悲鳴を上げていましたが、三保講師のユーモアある説明や笹笛や笹舟の作り方を教わるなどしてテントに戻ってきたときには、すっかり打ち解けて明るい姿が印象的でした。また、今日の午後2時からは、藻岩山山麓駅〜水道記念館〜平和の塔コースでも野生の花観察会を初めて実施しました。参加申込者が20名おりましたので、講師として尾方皆さんと山川さんのご協力をいただき3日目の「藻岩山の日」イベントも無事終了。今回のイベントで当会員の附田さんがきのこ汁をつくり藻岩山山頂まで運んで下さり、来場者に100名分配食の予定を超えて150名に試食していただき、大変喜ばれました。ご協力の皆様、お疲れ様でした。協力者:中田理事長、中田正、張替、尾方、三保、中野、井尻、川上、本村、山川、附田、大野。(大野記)