7月6日(土)平成25年度「林業体験教室」
2013.07.06
曇り空の中、8時15分札幌駅北口に集合し、バスで当別町道民の村に向かいました。当別の駅でトイレ休憩の後、道民の森の中にあるFの森に到着。10時30分から開会式があり主催者(北海道森林整備公社)挨拶や注意事項等の説明がありました。その後、2班に分かれて適地適木調査という事で、草地に入り観察しました。以前は牧草地という事で栄養のある層は薄く下層は堅い粘土状で容易に根が伸びることの出来ない状態でした。植樹で元の状態に戻すのは容易ではないことを実感いたしました。次に、樹木の調査体験という事で、場所を移動し調査に入りました。木の太さを輪尺や直径巻尺を使用しての測定体験、樹高は、目測ではなかなかどの位の高さなのか分かりませんでしたが、後半は皆さん慣れて、当てる方も出てきました。樹種と材木としての価値などについても説明を受け、森を見るうえで参考となりました。森林学習センターで昼食の後、森林づくりの進め方について講義を受けました。その後、場所を移動し枝打ち、除伐作業の体験をしました。作業の趣旨について説明があった後、皆さん積極的に枝打ち等を体験、薄暗く、通り抜けるのにも難儀していた林が、見違えるようにすっきりとなりました。今回の体験教室では、講師の皆さんの熱心な指導もあり、森づくりの重要性と大変さを改めて認識いたしました。14時30分頃には終了し、札幌駅北口に16時頃到着、解散となりました。教室の合間にフキや、キノコ(ハタケシメジ)、ウド(葉部分)などの収穫をあげた方もおりました。当会からの参加者:中田理事長、阿部事務局長、番匠次長、嶌田、富樫、三保、山下の7名。(番匠義紘記)