10月1日(土)支笏湖復興の森育ての親同窓会
2011.10.01
この秋一番の寒波が近付き、前日は冷たい雨風で、この朝も小降りでしたが止んではいませんでした。支笏湖に近付くにつれ青空が雲間から見え始め、雨もどうにか上がってきました。
8時15分、現地に8人が集合。さっそく植樹現場に行って50本の若木の今年の成長度を測定しました。概ね順調に1m前後の高さに育っていて、最高は1年に25Cmほども伸び、高さも160Cmくらい。一方で残念ながら伸びも2〜3Cmほど高さも40〜50Cmどまりといういじけた苗木も数本ありました。何がこれほどの成長差を生むのでしょう?
続いて、自然放置地区の植生調査を終え記念撮影。その後、事務局に調査票を提出しました。
9時には後から来た2名も加わり、近くの森にきのこを求めて分け入りました。残念ながらミズナラの少ない森の為か、ナラタケは少なく、他にはエセオリミキ、タマゴタケなどが見られましたが、全体に数は多くありませんでした。
11時に会場に戻ると、早速、当会の中田理事長によるきのこ鑑定会が始まりました。復興の森事務局で作ってくれたきのこ汁で冷えた体を温めながら、他の参加団体の皆さんと一緒にきのこの解説を聴きました。
当会はこの後、この場で流れ解散となりましたが、中田理事長と末永理事は、次々周辺の森からきのこを採って戻ってくる参加団体の方々のために、この後もしばらく残って、きのこの鑑定を行いました。ご苦労様でした。
参加人数 10名
(山川泰弘記)