10月2日B班定例観察会
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10月2日B班定例観察会
2022.10.07
晴天続きのため、先週の家族観察会に続いて今回もまた、菌類の発生は少ないだろうから、今日は初秋の森の木の実など楽しみながら歩きましょう、とスタートしました。
しかし、歩き始めてすぐの草むらにベニテングタケの幼菌が数個みつかり、近くにはオトメノカサの仲間と思しき小さな菌、さらにササタケ、キララタケなど次々に現れるので、8月同様、森に入る前にかなりの時間を費やしました。
森に入ってからも、ワカフサタケ、チャツムタケ、チシオタケなど次々と目に入ってくるので、木の実なぞ見ている暇がありません。あっと言う間に、1時間経過したころ、先の方から悲鳴ともつかない素っ頓狂な声がしたので急いで駆けつけると、倒木の上に見事なフチドリツエタケが20〜30個ほども、幼菌含むともっと沢山、ずらりと並んでいました。皆で、あっちの角度、こっちの角度からと写真に収め、収穫。
このあとも、オシロイシメジ、ツチスギタケなどつぎつぎ見つけながら歩き、いつもの休憩場所に着く。既に11時半。先の道程は長いので引き返そうとも思いましたが、全員やる気満々、前進あるのみ。
そして現れたのが、大型の立派なキンチャヤマイグチ、ヤマドリタケモドキなど。オニナラタケ、ヤワナラタケも忘れずありました。最後に、ナラタケ菌と共生するというツチアケビの赤い実を観察して、戻りました。そして採取したキノコを並べての鑑定会。すると、その中にクロニセトマヤタケという小さな菌が混じっているのを小林孝人先生が見つけて大喜び、さっそく持ち帰って詳しく調べるとのこと。
こうして本年最後のB班定例観察会は、充実した1日となりました。
参加:6名、菌類同定:40種、不明12種(山川記)
鑑定会準備
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