2022年10月2日(日)D班定例観察会活動報告

藻岩山きのこ観察会
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活動報告の詳細
2022年10月2日(日)D班定例観察会活動報告
2022.10.02
2022年最後の定例観察会。昨日は29度を超える気温でしたが、今朝はグッと涼しげで気持ち良くスタート出来るかと思いきや、今日は札幌マラソン開催日。真駒内地下鉄駅に隣接する駐車場が既に閉鎖されています。近隣の駐車場も当然満車。D班会員さんは右往左往しながらも集まってくれました。
沢山の落ち葉がある為、キノコが見つかりにくいので「キノコ眼」を発揮して行こう!とスタート。しかしながら歩き出して直ぐにHさんが活きのいい立派な物を見つけます。一見フキサクラシメジ様ですが「針葉樹林発生のはずで、ここは松はないしなあ・・・」と考えている間にも同じキノコが次々に見つかります。多数の物をみてマルミノフウセンタケと分かりました。次はN君のお母さんが「これキノコ?」と落ち葉を避けた所には冬虫夏草の先端が!。掘り起こすと見事なセミの幼虫が出て来ました。
よく見るとすぐ周辺に何か所も出ています。N君お母さん大金星です。
今度はまるでエメラルドのような輝きを持つ傘のモエギタケや、綺麗なザラエノヒトヨタケが見られ出足大好調。
将来はキノコ博士になりたくて、小4の時からの夢はベニテングタケを見つける事と言っていたH君はとうとう見つけました。可愛い幼菌状態の物から徐々に成長した物。立派に傘を開いた物まで多くを発見。おまけに黄色型のベニテングタケまでありました。H君夢がひとつ叶ってよかったね。
いつもの観察会と同様に「もう少し早く歩かないと帰れないよ〜。」と促されながらの行程でした。
鑑定会では途中に身体の大きな雄シカが突然現れてビックリ。
昨年の10月観察会で確認出来た52種には及びませんでしたが上出来に終わった最後の観察会でした。
来年、また元気でお会いしましょう。
同定:37種。不明種:多数。参加者:11名。(長部記)。

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