2018年7月22日(日)D班定例観察会活動報告

藻岩山きのこ観察会
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活動報告の詳細
2018年7月22日(日)D班定例観察会活動報告
2018.07.26
曇り空ながら過ごしやすい気温の中、桜山での定例観察会を行なった。真駒内地下鉄駅に22名が集合。多人数の為、2班に分かれての行動を考えましたが圧倒的に「山コース」希望者が多かったので皆で同じ方面へ出発。いきなりタマゴタケ・アカヤマドリが連続して出現。その後もアカヤマドリが出るわ、出るわ!
「今日はアカヤマドリ祭りだぁー!」状態。目指していた「山コース」にたどり着く前に予定していた鑑定時間になったため、最初に打ち合わせをした場所に戻り鑑定開始。


アカヤマドリ、タマゴタケを始めアケボノアワタケ・キアミアシイグチ・シワチャヤマイグチ・ヤマドリタケ・オクヤマニガイグチ・などのイグチ科きのこの他、ニッケイタケ・ガンタケ・テングケ・カワリハツ・キララタケ・ウラムラサキ・クサウラベニタケ・クロハツ・ヒロヒダタケ・ウスタケ・タモギタケ・サマツモドキ・オオホウライタケ・カボチャタケ・ヤグラタケの持ち込みキノコを含めた22種を同定。
今回、傘がビロード状で濃紫色や深緑〜黒色、柄には網目模様の無い、傘と同色の大型、立派なきのこが多く採取出来ました。鑑定現場ではオクヤマニガイグチと1種だけ紹介しましたが、どうも3種あるような・・・。(うち1種は中田理事長がクロイグチと同定)
。帰宅してから図鑑とにらめっこして「もしかしてウツロイイグチかも」と天麩羅にして食してみました。
一口かじって一目散にキッチンに走る家人。もの凄い苦みだけれど飲み込んでみた私。口の中も喉も「正露丸より苦い!」。
身をもってニガイグチ系のキノコとわかりました。図鑑の「強い苦味がある」は大正確です。また、アカヤマドリは普通の図鑑では変色しないとありますが、切ればうっすらと青変する事も解り、勉強になった観察会でした。
8月の定例観察会は藻南公園で行います。公園入口の道路向いの駐車場が集合場所です。
観察会で自分が採取したキノコを持ち帰りたい方は、各自でカゴ、袋などを用意して持参下さい。それ以外で採取されたキノコは観察会後に全体でのシェア扱いとします。よろしくお願いします。
(長部記)。
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