9月30日(土)、10月7日(土)札幌市博物館活動センター「西岡公園キノコウォッチング」協力

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9月30日(土)、10月7日(土)札幌市博物館活動センター「西岡公園キノコウォッチング」協力
2017.10.07
札幌市博物館活動センターの行事「ぶらりネイチャー」(担当:山崎真美学芸員)への昨年に続く協力参加ですが、今回は9月30日「親子キノコウォッチング」と10月7日大人向けの「キノコ学のススメ・入門編」の2回にわたり西岡公園で行われました。
最初の「親子きのこウォッチング」(9月30日)には小学生とその家族ら約30人が参加し、西岡公園管理事務所での挨拶や観察時の注意などの話の後、すぐに散策路に出てキノコを皆で探しました。歩き始めるや間もなくホコリタケ、ノボリリュウタケを子供たちが見つけ大はしゃぎ。さっそく現場で中田理事長が、子供にも分かりやすく解説。この後も、新たにヤマイグチ他キノコが見つかるたびに解説してあっという間に時間が過ぎ、1時間ほどで管理事務所に戻り、改めて菌類についての講話をして終わりました。きのこ好きの子供が多く、良く知っているのに驚かされました。

2回目(10月7日)は大人ばかり20人参加の「キノコ学のススメ・入門編」です。この時も、先ずコースに出てキノコが見つかる都度、今回は小林孝人先生が解説をして歩きました。最初に大きな見事なベニテングタケがあり、その後もヤマイグチ、ハナイグチなど見つかり共生菌の説明に参加者は耳を傾けてました。残念ながら歩き始めから降っていた雨が強くなり、早々に管理事務所に引き上げ、小林先生の「キノコ基礎講座」そして先生専門のアセタケ属の話と続き、質問も多く、時間がオーバーするのではないかと心配するほどでした。
なお、2回とも終了後は博物館活動センターに行き、採取したキノコは乾燥標本にし、また胞子を顕微鏡で観察しての同定作業を行いました。
参加:小林孝人顧問、中田理事長、B班滝沢和文(2回目)、B班山川泰弘
(山川記)
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