10月3日(土)澄川地区連合会でキノコ勉強会
2015.10.03
昨年に続き、澄川地区連合会環境部の主催で、10月3日澄川地区会館で「キノコについてしっかり学ぶ会」が開かれ、中田理事長が講師を務めた。9月下旬南区の公園で採集したキノコでの食中毒が発生したこともあり、皆さんの関心が高く30人以上の住民が参加。昨年、野生キノコの実物展示を見ての説明が好評だったことから、天候不順、巨大低気圧の接近の合間に、会員の大野さん、川上が40種あまりを用意した。ヤマドリタケモドキ、ハナイグチ(ラクヨウ)、タマゴタケ、アカモミタケ、シイタケ、ヌメリスギタケモドキ、チャナメツムタケ、テングタケ、ベニテングタケなどなど、多種多様なキノコが短時間に天神山、平岸霊園、桜山、西岡など身近な所で採取したことに皆さん驚かれていた。中田理事長はヤマドリタケモドキやタマゴタケを例に「山奥に行かなくても身近な公園などでキノコは楽しめますよ」とキノコの魅力を説明。また可食キノコを中心に見分け方を解説し「キノコはひとつずつ着実に覚え、よく分からないキノコは食べない、古いキノコは食べない、よく加熱すること」と強調し、賢い下ごしらえの仕方、おいしい料理の仕方など楽しく、分かりやすく話し、会場は終始笑い声があふれていた。ハナイグチなどの可食キノコは調理室で待つ同会女性部の皆さんのもとに順次運ばれ、中田理事長のアドバイス通りに手際よくおいしいキノコ汁に仕立てられ、参加者にふるまわれた。勉強会では「藻岩山きのこ観察会」の活動内容のPRと「藻岩山の森林と関わる きのこたち」の紹介も行われ関心を集めた。(川上記)