9月27日(日)イベント家族きのこ観察会
2015.09.27
山記念公園と旭山都市環境林を歩き、家 族できのこをさが
し、学び、きのこ汁を食べる! 楽しい観察会!!
開催日 :9月27日(日)9:00〜12:00
集合場所:旭山記念公園 森の家前広場
天候はにわか雨が降るかといった状況で、午前中は雨交じりの天気予報だが、強力な晴女(中田理事長)がいるので心配ない!
案の定、爽やかな9月の青空の下となり、森の家前に8時過ぎには会員の皆さんが集合。会場等設営後、一般参加の方も続々と受付をして、開催時間の9時に中田理事長の挨拶。その後にハチの対応等注意事項をお知らせし、参加者の約110人は3班に分かれ林内に入った。フイールドでの観察を終えてスタート場所に戻り、11時頃には美味しいきのこ汁が配布された。その間にきのこを同定し、きのこ説明鑑定会準備をおこない、採集きのこの鑑定会を実施した。
参加者は熱心に聞き入っていた。尚、中田理事長は蜂に刺されたお子さんの父親と救急病院に同行し対応していたので戻れず、会員みんなで協力し観察会を12時には終了させた。蜂に刺されたお子さん二人は、幸いにして大事にはならず、2時間後には退院することができた。傷害保険は適用されたが、当然予期しておくべき出来事だったと深く反省。本当に申し訳無いことをした。蜂に刺された二家族のうち一家族のお父さんとお兄ちゃんがその後も鑑定会に参加し、美味しいきのこ汁を食べたとのことでしたが、もう一家族4人は病院にて食べなかった。本当に申し訳無いことをしました。
きのこ汁用のきのこ提供者:吉崎、張替。
@第1班は子供の多いグループだったので、整備の良いちびっこ広場付近をフィールドに選んだが、これが裏目に出てしまう。何と、探索路脇の藪の中にキイロスズメバチの巣があって、物音に反応して飛び出して来た。小学4年の男の子2人が顔や腕の2カ所をハチに刺されてしまった。すぐさま現場を離れ、毒を絞り出し、救急車を呼び対応した。蜂に刺されきのこ汁を食べれなかったお子さんにがいたが、とても美味しかったので残念、ごめんなさい。参加者:約40人、確認き10種程 (内川記)
@第2班は一般参加者を含め約38名のグループで都市環境林近くの旭山公園を観察の場とした。行程の前般は、急な坂もあり難儀したが、
ノボリリュウタケ、ナラタケ等きのこを皆さん熱心に探したのでかなり見つけることが出来、喜んでいただけた。
予定した10時30分に少し遅れたが戻り、フイールド観察を無事終了。(番匠記)
@第3班は約35名ほどで都市環境林に向かった。思いの他きのこ発生は少なかったが、ナラタケやノボリリュウ、エセオリミキなどの食のきのこの他、珍しいきのこのエリマキツチグリを発見。12年間きのこ観察会を継続実施してきたがエリマキツチグリは13年目に初めて発生確認をした。当会会員はおそらく個人のフイールドでも観察していないと思われる。なぜなら、藻岩山のきのこ本にも掲載されていないきのこであり、大きい収穫となったが、中田理事長がエリマキツチグリを説明しても、食用きのこで無いため皆さん上の空で、次の食べられるきのこ探しに目は血走っていた。観察同定約15種類。(川上記)