10月5日(土)支笏湖復興の森づくり

藻岩山きのこ観察会
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10月5日(土)支笏湖復興の森づくり
2013.10.05
久しぶりに少し暖かい秋日和となった。天候のよい土曜日でもあり、道路も少し混み加減のなか支笏湖をめざして早めに出発した。これまで数回、復興の森づくりに参加してきたが、いままで最初の入口ゲートが閉まって、数名が開門待ちしていたので開門後、後をついて目的地区まで行くことができた。ところが、今回は最初の入口ゲートが既に開いており、不安に思いながら入場したら案の定、行きつ戻りつ、ようやく目的地区まで到達した。どこを走っても同じような道が続く復興の森であった。9:00集合、末永責任者から始まりの挨拶があり、藻岩山きのこ観察会が2007年に苗木(赤えぞ松)を植林した地区に向かった。森づくり活動の育成調査では、火山礫混じりの土壌で1年間に生育した高さをメジャーで測定する。個体ごとの差が大きく、数センチメートルのもの40センチメートルを超えるもの、同じような条件で大きく異なるのが不思議だ。幸いにも枯死したものは見当たらない。このあと、植林区域まわりの植生調査を行って、周辺地域のきのこ採集にでかけた。天候、時期的なタイミングか、既に採取された後か、特筆するほどの収穫もなかったが、終了後のきのこ鑑定会に臨む。鑑定会では、私たちのグループのほか、他の参加グループが採取したきのこも含めて、藻岩山きのこ観察会の会員、米澤慶明さんによる詳しく、かつ引き込まれる話術による解説で大いに湧き、盛況であった。最後に枝打ち林業体験もあり、中田理事長、米沢、山下が30分程ノコギリで枝打ちをおこない、12時にお開きとなった。天候に恵まれた活動日和であった。(菊地記)


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