10月27日定例観察会 全班まとめて活動報告
2013.10.27
10月の定例観察会は今年最後の観察会。毎年、盤渓市民の森をフィールドに実施しています。紅葉がきれいな時期なので、いつも楽しみにしています。
しかし、今回は天候に恵まれませんでした。伊豆大島の島民が大勢避難する騒ぎになった台風27、28号のペアが通過したばかりで、雨の観察会になりました。
この日は、NHKの取材も入っていて、代表ほか数人が取材対応、それ以外の15人が山に分け入りました。
人数が少なかったので全員が同一行動。全員長靴姿だったことから、往路は一列になって沢筋を行くことになりました。
この時期のキノコ探しは難しいものがあります。
大小色とりどりの落ち葉が地面を覆って、キノコが発見できないのです。いきおい、木に生るキノコがきになります。
にもかかわらず、雨の中、メモ用紙に記入できたものだけで25種類を数えました。大発生していたのはムキタケとニガクリタケ。
ニガクリタケが猛毒であることは良く知られていますが、図鑑を見ても、短い説明や1枚の写真では分からないことが多くあります。何度噛んでみても、私には「苦い!」とは感じませんし、個体によっては、傘の中央部以外は明るい茶色で、ヒダも白っぽく、ニガクリタケっぽくないものもあって、好もしく、非常に危険です(笑)。
変わりやすい天候にせかされながらも、2時間後に戻る(笑)と、
取材のカメラがこっちを見ていてドキッ。「顔にはボカシをかけて〜」という参加者もいて大笑いしたのでした。
では、また来年・・