10月6日特別きのこ観察会at道民の森月形地区
2012.10.06
前の週前半ころから漸く気温が下がり始め、あちこちから良いキノコ情報が聞かれ始めました。しかし今ひとつ天気が思わしくない日が多く、この日も雨が心配され、そのせいか今回、月形地区陶芸館前に集まったのは9人と昨年の半数でした。今回は留守の松原理事が、前日まで周辺で採集したキノコ10数種を見本用にと準備して下さっておりました。
9時出発し昨年若いナラタケが一面に出ていた草原に差し掛かりましたが、全く出てません。少し心配しましたが、先週の大雨で一帯が冠水したためのようでした。キノコの森が近付くと、まず道端の草むらにナラタケ発見。さらに古いシイタケのホダ木の場所に着きました。しかし、テングタケやタケリタケ、ニガクリタケなどが多く、シイタケは見当たりません。高温が続いたためか、ホダ木はカビや苔に覆われてましたので、仕方ありません。更に進んで行くと、少しずつですがナラタケもボチボチ、ゴヨウウイグチやハンノキイグチ、ヤマイグチがあり、昨年ヌメリツバタケの出ていた木には今年も出てました。
ここまでは全体に不満の残る収穫でしたが、最後にキャンプ場近くの山道に入ると、有りました、ナラタケが。おきな古い切り株には周りにビッシリと並んでおり、折から降り始めた雨にも拘らず皆さん夢中で収穫しました。この後は、激しい雨になりほうほうの態で駐車場まで戻り、それぞれ車の中で昼食と覚悟したところ、何と陶芸館の職員さん達のご好意で、陶芸教室の部屋を開放いただき、皆ゆっくりと食事を摂りました。有難うございました。
その後、雨は上がりましたが、このまま解散としました。
参加9名