アカダマキヌガサタケ
2020.12.08
アカダマキヌガサタケ 赤玉衣笠茸
食 Phallus rubrovolvatus (M. Zang, D.G. Ji & X.X. Liu) Kreisel
スッポンタケ科スッポンタケ属 (腐生菌)
形態 幼菌は径５ｃｍ程の広卵形で帯赤紫色、成長して頂部を裂開し、子実体が現れる。頭部は釣り鐘形で柄の先端に付け、帯茶暗緑色のグレバを付着。柄は長さ２２ｃｍ程で幅が３，５ｃｍ程の白色で泡状の円筒形、白色レースは大きい網目で長さは柄の上部～中程迄、根元に帯赤紫色の厚いつぼがある、つぼは乾くと外側が帯白紫色、内側の粘液物が失うと赤色が見える、中空。グレバは粘液状で悪臭は無く、味噌が発酵したような少し甘い香り。胞子は卵形～楕円形で3.5-4×2-2.5μm，
発生環境 令和元年１０月２６日発生、令和２年１０月２２日と２６日の２か所で発生、いずれも円山公園の広葉樹林地に単生。
メモ 発生は超まれ。2019年10月２６日胞子観察は星野保氏で培養にも成功、細胞の先端が膨張しているのは出芽型の酵母とのこと。
2020年10月22日に北海道大学の玉井先生に連絡をして、農学院環境フロンティアコース森林資源利用学ユニット林産製造学研究室所属の小川 貴由樹大学院生が一緒にきのこ観察をし、胞子観察も実施。
＠札幌市博物館活動センターに乾燥標本を保存、収蔵番号SMAC-F-843。
＠北海道大学博物館にも乾燥標本を保存。
札幌市 中田洋子が円山公園で発見し撮影
高橋本、参考を見ること
食 Phallus rubrovolvatus (M. Zang, D.G. Ji & X.X. Liu) Kreisel
スッポンタケ科スッポンタケ属 (腐生菌)
形態 幼菌は径５ｃｍ程の広卵形で帯赤紫色、成長して頂部を裂開し、子実体が現れる。頭部は釣り鐘形で柄の先端に付け、帯茶暗緑色のグレバを付着。柄は長さ２２ｃｍ程で幅が３，５ｃｍ程の白色で泡状の円筒形、白色レースは大きい網目で長さは柄の上部～中程迄、根元に帯赤紫色の厚いつぼがある、つぼは乾くと外側が帯白紫色、内側の粘液物が失うと赤色が見える、中空。グレバは粘液状で悪臭は無く、味噌が発酵したような少し甘い香り。胞子は卵形～楕円形で3.5-4×2-2.5μm，
発生環境 令和元年１０月２６日発生、令和２年１０月２２日と２６日の２か所で発生、いずれも円山公園の広葉樹林地に単生。
メモ 発生は超まれ。2019年10月２６日胞子観察は星野保氏で培養にも成功、細胞の先端が膨張しているのは出芽型の酵母とのこと。
2020年10月22日に北海道大学の玉井先生に連絡をして、農学院環境フロンティアコース森林資源利用学ユニット林産製造学研究室所属の小川 貴由樹大学院生が一緒にきのこ観察をし、胞子観察も実施。
＠札幌市博物館活動センターに乾燥標本を保存、収蔵番号SMAC-F-843。
＠北海道大学博物館にも乾燥標本を保存。
札幌市 中田洋子が円山公園で発見し撮影
高橋本、参考を見ること
2020年１０月９日帯紅白色の幼菌
２０２０年１０月２1日帯紅紫色の幼菌
２０２０年１０月２２日９時
２０２０年１０月２２日１３時
２０２０年１０月２6日菌蕾のゼラチン質がクレバに乗ってベトベトしている
２０２０年１０月２２日基部に太い根状菌子束がある
２０２０年１０月２２日基部袋の内側も赤色
２０１９年１０月２6日アカダマキヌガサタケの胞子、星野保
２０２０年１０月２２日胞子と菌糸断片のフロキシン染色画像、小川貴由樹
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